パニック障害について

「パニック障害」とは、「恐怖症」や「強迫性障害」などと同じ「不安障害」の一つです。「不安障害」とは、精神疾患の中でも不安を主症状とする疾患群をまとめた名称です。
「パニック障害」の症状の一つに「パニック発作」があります。「パニック発作」とは、これといった前触れもなく恐怖感や不安感に襲われ、動悸、発汗、呼吸困難、めまい、ふらつき、吐き気、胸痛といった症状が現れて、「死んでしまうのではないか」と思うほどの状態になることを言います。「発作」は大抵長くても30分ほどで治まり、心電図や血液検査などを行っても明らかな異常が認められることは少ないです。
更に原因不明な発作が繰り返されることで、「発作がまた起きるのではないか」という不安に苛まれるようになります。これを「予期不安」と言います。更に「パニック発作」を発症した際に助けを求められない状態(電車内や人混み、エレベータ内 など)をできる限り避けるようになります。これを「広場恐怖」と言います。次第に「外出をしない」などの回避行動をとるようになり、日常生活や仕事などに支障をきたすようになります――。以上のような一連の症状が見られれば「パニック障害」と診断されます。
「パニック障害」の発症メカニズムはまだ解明されていません。しかし「几帳面で心配性の方に発症しやすい」とされています。「パニック発作」の引き金については「睡眠不足や疲労」、「ストレス」などが挙げられています。
治療について
治療は薬物療法と非薬物療法を組み合わせて行います。薬物療法では、主に抗うつ薬(SSRIなど)や抗不安薬などを使用します。精神療法については、主に不適切な考え方や自らの行動を修正していきます。

診療科目
- 心療内科・精神科・内科
住所
- 埼玉県川越市菅原町21番5 川越菅原ビル4F
アクセス
- 東武東上線川越駅徒歩4分
電話番号
- 049-224-8022
FAX
- 049-224-8032
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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14:30~18:30 | ○ | ☆ | / | ○ | / | ○ | / |
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