適応障害について

「適応障害」とは、新しい環境に馴染めないことをきっかけに心身の様々な症状が引き起こされ、いつの間にか社会生活にも支障をきたすほどの状態になってしまう疾患です。この場合は原因がはっきりしていて、その大半が生活環境の変化と言われています。具体的には、新しい土地や職場や学校に移る、昇進、配置転換などが発症の要因として挙げられます。発症までの期間は、生活の変化や強いストレスのかかる出来事が始まってから1ヵ月以内に起きるとされています。「うつ病」と非常によく似ていて、抑うつ気分、不安、心配といった症状がみられます。ただ原因が特定しにくいとされる「うつ病」と比べると、ストレスの原因や出来事がはっきりしているので、多くはその原因が取り除かれるようであれば、症状は改善されていきます。しかし、ストレスの原因を取り除くことが困難な場合は、症状が慢性化してしまうこともあります。
治療について
まずは原因となっているストレスを軽減させるため環境を調整していき、適応しやすい状態にしていきます。環境調整が困難な場合は、「問題解決療法」などの精神療法を行います。「問題解決療法」とは、現在抱えているとされる問題と症状にフォーカスし、有効とされる解決策の選択肢を一緒に考えていく方法です。また薬物療法(抗うつ薬や抗不安薬 など)を取り入れることもありますが、この場合は対症療法となります。

診療科目
- 心療内科・精神科・内科
住所
- 埼玉県川越市菅原町21番5 川越菅原ビル4F
アクセス
- 東武東上線川越駅徒歩4分
電話番号
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FAX
- 049-224-8032
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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☆ 18:00~20:00 △ 9:15~13:30
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