強迫性障害とは

「強迫性障害」は「不安障害」のひとつで、「無意味」と理解していながら、その「考え」が頭の中で「繰り返し」浮かんでしまうこと(強迫観念)で、その「行為」を「繰り返さず」にはいられなくなる(強迫行為)という疾患です。発症しやすいタイプとしては、几帳面、あるいは完璧主義などの性格(強迫性格)の方が挙げられています。発症しやすい年齢は平均して20歳前後で、男性の方が早い年齢で発症する傾向にあります。女性では、結婚や出産など生活の変化がきっかけとなって発症するケースがよく見受けられます。
原因については脳内の神経伝達物質のひとつ、「セロトニン」の代謝が関係しているのではないかと考えられています。「強迫性障害」の患者はこの「セロトニン」の量が少ないため、「強い不安」や「こだわり」を生じやすく、日常生活に支障をきたすと言われています。
日常生活で以下のような症状があるという方はご相談下さい
- 汚れや細菌汚染を恐れて何度も手洗いや洗濯、入浴などを繰り返してしまう
- 何度も何度も窓や玄関のカギ、ガス栓、電気器具のスイッチなどを確認する
- 誰かに危害を加えたのではないかと心配になり、通って来た道を戻って確認する
- 自分の決めた回数や手順に沿って物事を行わないと不安になり、それに従う
- 物の位置や左右対称性、数字などにこだわりがあり、それから外れると不安になる
治療について
治療の基本は「薬物療法」で、主に抗うつ薬のSSRIを用います。

診療科目
- 心療内科・精神科・内科
住所
- 埼玉県川越市菅原町21番5 川越菅原ビル4F
アクセス
- 東武東上線川越駅徒歩4分
電話番号
- 049-224-8022
FAX
- 049-224-8032
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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14:30~18:30 | ○ | ☆ | / | ○ | / | ○ | / |
訪問診療、往診:火曜14~17時、金曜午後
☆ 18:00~20:00 △ 9:15~13:30
休診日:水曜日、祝日